2014年10月25日土曜日

設定済みサンプルデータ

設定済みサンプルデータを用意しました。

以下の blend ファイルをダウンロードして、
Qumable Server を起動し、Blenderでファイルを開き、
Qumable Addonで、[ Send Selected Armature ] → [ Reconnect ] とボタンを押すと、
Qumarionマッピング済みの状態になります。

マッピング済みの状態になりましたら、[ Pose ] ボタンを押すか、
[ RealtimeMode ]にチェックを入れて、Alt + Aすると、ポーズが反映されます。

設定済みサンプルデータ
http://www.clip-studio.com/clip_site/material/search/detail/contentid/1572737


2014年10月23日木曜日

使い方

バグ修正をして、かなりまともに動くようになってきたので、使い方を書いておきます。
既にダウンロードした方は、お手数ですが、最新のバージョンのダウンロードをお願いします。


Unityちゃんを例に説明します。
(公式のFBXインポータではこんな感じにうまくインポートできません! これは自作FBXインポータでインポート後に調節したものです。)

まず最初に、別名保存などで、必ずバックアップを取ってください。

バックアップを取ったら設定開始です。

ボーン設定済みキャラクターのサイズを、1BU(Blender Unit) = 1mとして調整してください。



調整後に、ObjectModeでArmatureと全Meshを選択して、Ctrl-A で Scale を適用してください。念のためLocationも適用しておくことをお勧めします。



次に、Qumable Server を起動します。起動すると、Qumarionのポーズが表示されます。


ボーンの設定を開始するので、BlenderのPropertiesのArmatureのところにある、Qumableパネルの[ Send Selected Armature ]ボタンを押します。


すると、Qumable Server に次のように転送されたボーンが表示されるはずです。


ボーンのマッピング設定を行うため、Qumable Server で Tab キーを押し、エディットモードに移行します。

なお、Qumable Serverでの視点操作はBlenderに似せてあるので、中ボタンドラッグで視点の回転、Shift + 中ボタンドラッグで平行移動、Ctrl + 中ボタンドラッグで拡大縮小です。



エディットモードでは、キャラクターのボーンを、右のカラーパネルにあるQumarionのボーンに、対応付けて行きます。特に、腰(濃い赤)と、左右の肩(緑)、それから左右の太ももは必須です。

では、まず腰の部分のボーンをドラッグして、カラーパネルの腰(濃い赤)に引っ張ります。



同様にして、腹、首、頭、左右の肩、左右の太もも、とどんどんマッピングしてください。
体の主なボーン以外はマッピングしなくて良いです。



手や指などの、ドラッグがやり辛い場所では、カラーパネルをクリックした状態で、ボーンをクリックしてもマッピングできます。

大体以下のような感じで体のボーンを割り当てたら、マッピングは終了です。


Blenderに戻って、[ Connect ] ボタンを押しましょう。


マッピングがうまくいくと、Qumarion Serverで、先ほどマッピングしたボーンに、Qumarionのポーズが反映されます。



こんな感じでポーズが変われば、マッピング成功です! Blender の Pose ボタンを押してみてください。すると…



ポーズが反映されました!

さらに、[ Realtime Mode ] にチェックを入れて、 Ctrl + A でアニメーション再生状態にすると、リアルタイムにポーズを反映させることができます。

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無事マッピングが終了したら、どこかにblendファイルを保存して、開きなおしてください。

この場合、Qumable Server に登録したマッピング情報が失われますが、
マッピング情報は、テキストエディタに保存されているので、



以下のボタンを順番に押すことでマッピング済みの状態に復帰できます。

1. [ Send Selected Armature ]
2. [ Reconnect ]











Qumable Addon ver 0.1.3 公開

Qumable Addon
https://drive.google.com/folderview?id=0B8uuZ-P4z7N3akpvUl9yRTRFd1k&usp=drive_web

   2014/10/23 ver 0.1.3.0 リリース
   - RealtimeModeが2分くらいで止まってしまう不具合を修正しました
   - README.txtを追加しました

2014年10月21日火曜日

仕組み



技術者向けですが、アドオンとサーバーで何をやっているかを図解してみました。
アドオン-サーバ間の通信は、asyncio + websocktsで行っており、
送るデータはテキストまたはumioでシリアライズしたボーンデータ(バイナリ)です。
この図で注目していただきたいのは、Blenderアドオン(GPL)側では、一切QUMARION SDKを使用しておらず、ライセンス的に問題ないはず、ということです。

2014年10月20日月曜日

Blender QUMARION Plugin ver 0.1.2 公開


Qumable Server
https://drive.google.com/folderview?id=0B8uuZ-P4z7N3d1JreDg4aVZ3TFE&usp=drive_web

   2014/10/20 ver 0.1.2.0 リリース
   - マッピング設定されていないボーンは、転送されるポーズに含まれないようにしました.
   - メモリリークを修正しました.
   - 32bit版のエディットモードの表示が乱れていた不具合を修正しました.

Qumable Addon
https://drive.google.com/folderview?id=0B8uuZ-P4z7N3akpvUl9yRTRFd1k&usp=drive_web

   2014/10/20 ver 0.1.2.0 リリース
   - RealtimeMode が動作していなかった不具合を修正しました

2014年10月19日日曜日

Blender QUMARION Plugin インストール方法

Qumable Serverのインストール

まず QUMARION をPCに接続してください。

それから、ダウンロードしたQumable Serverのzipファイルを展開すると、

qumable.exe という実行ファイルが入っているので、ダブルクリックで起動します。



起動時に、プライベートネットワーク通信を許可するかダイアログが表示されます。
本アプリケーションは、ローカルネットワーク通信を行うサーバープログラムなので、
動作させるには許可してください。

起動後、以下のように、標準ボーンがQUMARIONで可動している状態で表示されると
正常に動作しています。



なお、デフォルトでは、localhostの 9002 番ポートを使用するようにしていますが、
もし違うポートで起動したい場合は、コマンドラインから
qumable.exe 8080
という感じで、起動引数付きで起動させてください。

Qumable Addonのインストール

User Preferences を開きます。



Addons を選択し、 Install from file ボタンを押します。


ダウンロードした qumable_addon.zip を選択して読み込みます。


Rigging : Qumable というのが出てくるので、チェックボックスにチェックし、
Save User Settings ボタンを押すとインストール完了です。


Armatureを追加して、選択すると、Propertiesの Armatureのパネルに
Qumable Addon のパネルが追加されるはずです。

Blender QUMARION Plugin ver 0.1.1 公開

いきなりですが、自分でバグを見つけてしまったので、Qumable Serverを更新しました。
既に0.1.0をダウンロードした方は、お手数ですが上書きしてください。


Qumable Server
https://drive.google.com/folderview?id=0B8uuZ-P4z7N3d1JreDg4aVZ3TFE&usp=drive_web

   2014/10/19 ver 0.1.1 リリース
   - ウインドウサイズを変更した後にエディットモードでピックの判定がおかしくなる問題を修正しました.

Qumable Addon
https://drive.google.com/folderview?id=0B8uuZ-P4z7N3akpvUl9yRTRFd1k&usp=drive_web

   2014/10/19 ver 0.1.1 リリース
   - 致命的な不具合を修正しました.

Blender QUMARION Plugin ver 0.1.0 公開

Blender QUMARION Plugin ver 0.1.0 を公開しました!




[動作環境]
・Windows Vista以降
・Blender2.71以降
・OpenGL 3.3 以上

QumarionをBlenderで使うには以下の2つのものを導入して下さい。
ライセンスの都合上2つに分かれています(前回の記事を参照)

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Qumable Server
https://drive.google.com/folderview?id=0B8uuZ-P4z7N3d1JreDg4aVZ3TFE&usp=drive_web

これは、QUMARION SDKを用いたローカルサーバーです。
Windows 32bit版 をお使いの方は qumable_server_win32.zip
Windows 64bit版 をお使いの方は qumable_server_x64.zip
をダウンロードして、展開して下さい。



Qumable Addon
https://drive.google.com/folderview?id=0B8uuZ-P4z7N3akpvUl9yRTRFd1k&usp=drive_web

これは、Blender用プラグインです。
qumable_addon.zip をダウンロードし、Blenderにインストールして下さい。

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名前については、Qumarion + Blender = Qumableという感じで適当に付けました。
使い方等は後で詳しく書きます

文字だけで一連の流れ書いておくと

  1. Qumable AddonをBlenderにインストールします
  2. Armatureを選択すると、PropertiesのArmのところにQumableパネルが追加されています
  3. Qumable Server を起動します
  4. Qumableパネルの[Send Selected Armature]を押します
  5. Qumable Serverにボーンデータが転送されて表示されます。
    (使用するArmatureは1BU=1mとして作成して、スケールは全てCtrl+AによってApplyした状態にして置いて下さい。また、出来るだけTスタンス(ポーズ)にして下さい。)
  6. Qumable Server側で、Tabキーを押し、エディットモードにします。
  7. ボーンと、ボーンコントローラーっぽいカラーパネルを繋げて、Qumarionとの対応関係を付けて下さい。
    (対応関係は、腰、両肩、両太ももの割り当てが必須のようです。特に腰には、キャラクターのルートボーンが割り当たるようにしてください)
  8. BlenderのQumableパネルの [Connect]を押します
  9. ボーンのマッピングに成功したら、Qumable Serverのボーン表示が、Qumarionのポーズを反映したものになり、BlenderのText Editorに 「qumable_mapping_file」というファイルが出来ます。
  10. その後、[Pose]ボタンを押すと、ポーズが転送されて、Blender上のArmatureに適用されます。
  11. また、[Realtiime Mode]にチェックを入れると、リアルタイムモードとなり、フレーム変更中に定期的にポーズが転送されて、Blender上のArmatureに適用されます。




2014年9月18日木曜日



QUMARIONBlenderプラグインを開発中です。
(画面は開発中のものです)

このプラグインは、サーバーアプリケーション(Qumable-Server)と
Blender Addon(Qumable)で構成されており、
BlenderのGPLライセンスとCELSYS EULAの衝突を回避するために、
ローカルネットワーク通信を行っています。

近日公開予定!


※このプラグインは非公式プラグインです。ハードウェア販売元やBlender Foundationとは一切関係ない非公式のものですのでご注意ください。